重さとの闘い!オーストリア在住の日本人が貰って嬉しい日本食
コロナやらロックダウンやらで行き来が辛い日本とオーストリアですが、人間が行けない分現地の日本人の方に日本食などを送る機会も増えてきていると思います。
なので今回はオーストリアの日本人に送ったら喜んでもらえる日本食たちを(個人的な好みをモリモリで)ご紹介します。
まず送る側の方にも知ってもらいたい事
送ってもらった側の人は多分言わないと思うので敢えて書くと、送られる側としても「重いものは気が引ける」という事です。
そりゃもちろん航空便で日本米5kgとか送ってもらったらメチャクチャ嬉しいですしありがたいですし次の日唐揚げ決定 😳 ですけど、同じくらい申し訳ないと思っています。
むしろ嬉しいのは軽くて量があって長く楽しめるもので、なるべく送料をかけてほしくないというのがほとんどの方の気持ちかと。
(…ですよね?)
あったら嬉しいけど無理に送らなくて良いもの
乾麺
それなりの量になると何せ重いので。
また、アジアンショップ等でインスタント中華麺は割と安めに手に入るので中華そば的なものは代用品が無いわけではないです。
もし送るとしたら蕎麦・素麺・うどんの方が良いかも。(最近はSOBAも人気が出てきた日本食材の一つです)
醤油
過去の記事でも紹介していますがお醤油はオーストリアでも手に入らないわけではないです。
もちろん日本のブランドの醤油を買おうと思ったら多少高く付きますが、これを送るのに掛かる重さの送料よりは安いかと。
1リットルの1本もあれば結構持ちますし、そんな頻繁に買うものではないので現地価格でも割と許容範囲かと思います。
焼肉のたれ
たれを使ったレシピにも使えるのでありがたいですが、肝心の焼肉パーリーをすることは稀かと。 😥
レトルト
カレーや中華・牛丼などですね。
数をそろえると割と重い上に1食1袋無くなっちゃいます…儚い…。
カップ麺・インスタントラーメン
軽くて送りやすいものの、期間の決まっている旅行なら良いですが長期の滞在では(もったいなくて)むしろ手を付けにくいものの一つ。
大事に飾っておいていつのまにか賞味期限が切れちゃうパターンのやつです。
なお、インスタントラーメンはアジアンショップでも手に入るため(もちろん日本のものはほとんどないですが)思いのほかレアってわけではないです。
逆に辛ラーメンとか本場の辛さにチャレンジできます。
インスタントスープ
卵スープやコーンスープ等々。
確かに軽いですし冬は嬉しい一品ですが、洋風なものはぶっちゃけ似たようなのがこちらのスーパーでも売っています。(味は日本の方が美味しいけど)
シンプルなスープなら作るのもそんなに大変ではないので他のものにスペースを開けた方が喜ばれるかもしれません。
唐揚げ粉・てんぷら粉・寿司の素・すしのこなど
粉ものでありながら1回に使う量が多いため(というか1袋1回でなくなる)、あまりおすすめではないです。
また、こういった無くてもその料理が作れるタイプのものより、無いと料理自体作れない調味料の方が喜ばれます。
わかめ・干ししいたけ・乾物など
こちらの記事でも紹介しましたように、オーストリアの方へのお土産としては意外とウケが良いのですが、我々日本人が使う際、多くの和食レシピで他の乾物もセットで必要になることが多く、単品で活用できる機会がそこまで無いんですよね。
ゴマとかなら割とどんな料理でもイケるので良いかもしれません。
鯖缶・焼き鳥缶など
私も含め好きな人にはたまらないアイテムですが、重いですし1食で無くなっちゃいます。
無くなっちゃうのが悪いのではなく、無くなっちゃうのを恐れて食べずにとっておいて賞味期限を切らす私が悪いのかもしれません…。
ちなみにツナ缶やオイルサーディン缶は普通に売ってて、むしろこっちからのお土産でも良いかなと思えるくらいです。安いし。
送るのにおススメな日本食
大事なのは軽くて長く使える(1回に使う量が少なくて済む)もの。代用が利かないのも重要ですね。
ふりかけ・お茶漬けの素・おにぎり用ふりかけ
軽くて安価、1食に消費する量も少なく気兼ねなく使えるのが嬉しいヤツです。
色んな味のをチョイスして送ってあげると非常に喜ばれます。
特に風邪を引いた時にこいつがあるとお粥にできたりするので常備しておきたいものの一つ。
チャーハンの素
これも軽くて送りやすいものの一つですね。
また、こちらのお米は「既にパラパラしている」というデメリットを存分にひっくり返すことが出来るチャーハンは、オーストリアでもおススメの大逆転レシピです。
インスタント味噌汁
数をそろえるとそれなりの重さになりますが許容範囲かと。
なんなら具は無くても良いくらいで小分けで味付けしてある味噌がメインです。
というのもお湯を入れて飲む以外に、オーストリアで安く手に入るチーズと肉・野菜で味噌チーズ焼き等の量に使えるのが魅力。
寒い冬の時期は特に嬉しいですね。 😮
粉末味噌・ドライ味噌
多少お値段が高いですが粉末味噌も軽くて送りやすい味噌で、普通の味噌と同じようには行きませんが恋しくなりがちな味噌の味を気兼ねなく楽しめます。
海苔・味付き海苔
軽さでは群を抜いている海苔は量を送りやすいので寿司パーリーとも相性が良く、海外で味付き海苔をちょこちょこ食べられるのも結構嬉しい贅沢です。
青のり
ちょっとの量で一気に料理が関西風に寄れる、意外に使えるアイテムです。
粉末だし・鶏ガラ
作れる和食・中華の幅が広がります。
こちらで比較的安価で手に入る、日本製じゃない醤油のみでできる味付けではどうにもできない壁を打ち破ってくれるアイテム。
一応アジアンショップでも本場中華の鶏ガラは手に入りますが我々が知っている味とは少し違う感じです。
パスタソース
小分けになってる和えるタイプです。レトルトのは重いので。
これも色んな味のをチョイスして送ってあげると非常に喜ばれます。
ちなみにペペロンチーノやレモンソースなどはまぁこちらでも食べられるので、たらことか明太子味の方が希少だったりします。どれも美味しいですけど。
液体タイプの方が美味しいですが、やっぱり粉末タイプの方が軽くて送りやすく、もらう方も量がある方が嬉しいと思います。
練りチューブ系
梅や柚子胡椒等ですね。
特におすすめはわさびで、これがあればわさび醤油のステーキやモッツァレラが食べられます。
乾燥納豆
ちょっと値は張りますが、納豆好きはかなりテンション上がります。
一応普通の納豆もオーストリアのアジアンショップ等で買えるのですが、やっぱりそれなりのお値段ですし、乾燥納豆ならいつでも食べられるという手軽さがあります。
粉末のスポーツドリンク
夏は特に嬉しいもの。
こちらの記事でも紹介していますが、オーストリアではなぜかほのかに甘い系の飲み物やスポーツドリンクがほとんどなく、暑い日に1年ぶりのポカリ飲むともうヘブン状態です。 😳
麦茶パック
これも上記と同じく夏に嬉しい一品。
お徳用のサイズでも結構軽いですし、たかが麦茶でも五臓六腑に染み渡ります。
ソースカツ
軽いし安いし美味しいです!完全に私の好みですが!
重いけど例外的におすすめなもの
キューピーマヨネーズ
もちろん「Mayonnaise」は普通にスーパーに売ってるんですが、日本のマヨネーズは「世界に誇れるマヨネーズ」です。
オーストリアのマヨネーズを食べたことがある人は分かると思いますが雲泥の味の差なので多少の重さに目を瞑っても致し方ないアイテムです。(詳しくはこちら)
お好みソース
たこ焼きソースなんかもそうですが、代用品が無いためある意味タコより大事。
また、小麦粉の質にはちょいとばかし自信のあるオーストリアでつくるお好み焼きはなんだか美味しい気がします。(気のせい?)
ウェイパー(味覇)
今は創味シャンタンの方が人気なんですかね。
好みはあると思いますがこれ系のペーストは1つあると大変便利です。
ここで書く必要もないくらい色んな料理に使えますので重さを犠牲にしても用意したいものの1つ。
カレールゥ・シチュールゥ
無理に送らなくて良いものカテゴリか、かなり微妙なとこですが。
それなりに重い上1箱で大きめのお鍋満杯くらいと、そこまでコスパは良くないです。
また、一応買えないわけではないものなのですが…カレー好きの人間としては、こっちかなと。
それでも一番大事なのは…
ここまで色々ご紹介しましたが、まぁ一番はやっぱり本人が好きなものですね。
牛丼が恋しいって方ならレトルト嬉しいですし、「○○のうすくちじゃなきゃだめなんや! 😥 」って方へはうすくち醤油が一番のプレゼントです。
それでももし日本食選びに迷ったら是非参考にしてみてください。