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マダニが恐ろしい!オーストリアで受けられるダニ媒介脳炎の予防接種
2018.4.14 情報, ウィーン, 旅行, 長期滞在 マダニが恐ろしい!オーストリアで受けられるダニ媒介脳炎の予防接種

オーストリアで一般的なダニは「Ixodes ricinus」という種類のマダニ(Zecke)だそうです。

我々日本人からすればダニごときなんだ、布団を干せばいいんだろう?という程度の認識ですが、オーストリア含むヨーロッパではこのマダニに噛まれると大変なことになる場合があります。

ダニ媒介性脳炎?

オーストリアでよくニュースにされているのは「中部ヨーロッパ脳炎(TBE)」※と呼ばれるもので、その名の通りオーストリアに限らずヨーロッパ各国で起きているものです。
潜伏期間が7~14日程度で、その後1週間程インフルエンザのような発熱・頭痛等が続き、解熱後痙攣・眩暈・知覚異常などの中枢神経系症状が出てきます。

そして何と言っても恐ろしいのは最悪死に至ることで、死亡率は1~2%(あくまで発症した場合の、ですが)。

主な感染経路はマダニに噛まれることなので、森や草むら等を歩くときは注意する必要があります。

つまりウィーンの森等へ行くときはもちろんのこと、オーストリアで多い自然系観光地でもいる可能性はあります。

ちなみにマダニは吸血のために体温・体臭等に反応して生物に飛び移り襲ってくるのですが、蚊のように血管を狙ってぶっ刺してくるわけではなく、鋏のような口で傷をつけ皮下に溜まる血を摂取するため、その時間は数日~10日もかかることがあります。
つまりその間ずっと噛みついているわけです。 🙁
なお、ダニ媒介性脳炎にかかった人の何割かは噛まれたことにすら気づいていなかったそうなので、痛みはほぼ感じないようです。

※オーストリアでは「FSME – Frühsommer-meningoenzephalitis(初夏髄膜脳炎)」と呼ばれています。

もし噛まれたら?

噛まれてすぐであればピンセット等でゆっくり引き抜けますが半日以上前だとか、いつ噛まれたか分からない場合は病院に行った方が良いそうです。
というのも、無理に引っこ抜くと肝心のマダニの頭が残ってしまうなどややこしいことになる可能性があるためです。

そして病院ヘは急いで行きましょう。
マダニはダニ媒介性脳炎の他、ライム病等の病気も感染させる可能性があり、噛まれている時間が短ければ短いほどリスクが減ります。

じゃあのんびり散歩なんてできないじゃん!

と思うかもしれませんが、ダニ媒介脳炎に関しては予防接種が受けられるので是非行きましょう。

ダニ媒介脳炎の予防接種

時期にもよりますが、できるならオーストリアへ来てすぐに受けといたほうが安心です。
というのも予防接種を受けてもその効果は即日効くわけではないので次の日ハイキングに行くから、というのではちょっと遅いそう。

予防接種受ける方法にはいくつかあり、

  • 自分で予防接種セットを買って病院や医者に打ってもらう
  • 自分で予防接種セットを買ってWGKKで打ってもらう(WGKKに入っている方は無料)
  • 地域・地区の保健局に行って打ってもらう
  • ワクチン接種・旅行医療センターに行って打ってもらう

方法があります。

普通ワクチンを自力で入手するなんてT-ウィルスかG-ウィルスぐらいしか経験ないかと思いますが、薬局(Apotheke)で簡単に購入できます
FSME-Impfung」と言えばまず間違いないです。
値段は薬局ごとで違うのかもしれませんが大人1人分で大体30ユーロ前後で子供だと若干安いです。
なお、このワクチンの値段は毎年1月~7月頃までの方がそれ以降より若干安いので年始や夏前に受ける予定の方はタイミングを計ったほうが良いかもしれません。
ちなみに保険か聞くので、例えばWGKKだと4ユーロ安くなります。
この場合、割引金額で購入するか通常金額で購入後WGKKから4ユーロ戻ってくるかは薬局によって異なるようです。

打ってもらえるかお医者さんはこちらのページで検索できます。
http://www.praxisplan.at/

WGKK加入している方であれば、下記の場所で無料で打ってもらえるため予防接種セットの費用だけで済みます。
https://www.wgkk.at/portal27/wgkkgeportal/content?contentid=10007.747399&viewmode=content

WGKKって何?という場合はこちら。
オーストリアの健康保険について

保健局等で打ってもらう場合は自分で購入する必要はありません
金額は大人22,10ユーロ・子供20,60ユーロでこれもWGKKだと4ユーロ安くなります。

ウィーン市内の地域・地区の保健局は下記で確認できます。※
https://www.wien.gv.at/gesundheit/einrichtungen/gesundheitsaemter/index.html

基本金・土・日以外の週3日しか開いていないため、時間の確認をしておいた方が良いです。

ワクチン接種・旅行医療センター(ウィーン)

住所
TownTown 3,Thomas-Klestil-Platz 8/2

開いている時間
月~金 8:00~12:30
木 8:00~12:30、15:00~17:00
※学校の休暇時期は木曜午後休み
Karfreitag 8:00~12:30
12月24日~12月31日は休み(電話のみ8:00~11:00)

2018年オーストリアの祝日についてはこちら

2017年オーストリアの祝日についてはこちら

手間を費用を考えるとウィーン市内であればここで受けるのが一番楽かもしれませんね。

※ウィーン以外の各都市でも同様に各種予防接種を受けることが可能です。

予防接種カード?

「Impfausweis」「Internationaler Impfpass」等と呼ばれるもので、実際に予防接種を受けるまでの間にどこかで必ず入手することになります。
何かというとお薬手帳の予防接種バージョンで過去の予防接種履歴やこれから受けるべき予防接種の予定が記されています。

「Internationaler」という名前通り、オーストリアだけではなく世界中で通用するものなのでもらったら大事に取っておきましょう。

実際に予防接種を受ける際はこれが必須ですが、薬局であれ保健局であれ必ず持っているか確認されるので、初めての方はその時作ってもらえます。

これからの受けるべき予定って?

実はダニ媒介脳炎の予防接種は一回では終わりません
受けた人の状態や一回目の季節にもよりますが大体2週間~1ヶ月後に2回目を受ける必要があり、その後9~12か月後に3回目です。
さらに3年後、その後は5年置きに(60歳まで)、60歳以降はまた3年置きに受け続ける必要があります。
マダニと人類の戦いに終わりはありません。

でも正直2回目はともかく3回目以降覚えてるのって難易度高いと思います。

面倒だけど受け続けるべき?

この予防接種はもちろん受けなきゃいけないものではないですし、全てのマダニがこの感染症を引き起こすわけではありません。
噛まれる可能性も含め、ぶっちゃけ発症する確率はとても低いと思います。

しかし一度発症してしまうと後遺症が残りうるレベルの症状があり、最悪死亡する可能性(この可能性も相当低いと思いますが)があることと、発症してしまった後のワクチンは存在しないことを考えると受けておいた方が安心して生活できるのではという所ですね。

例えばウィーンの森でもビクビクしながらじゃあ落ち着きませんし、保険じゃないですけど安心を買ったと思えば良いのかもしれません。

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