日本人にとって醤油は欠かせない調味料の一つ。
それはオーストリアに住んでいても同じで和食の一つでも作ろうとしたならほぼ必ず必要になりますし、簡単なチャーハンを作る時やハンバーグソースを作る時なんかにも必要になります。
あとこちらではめちゃくちゃ安いモッツァレラのわさび醤油なんかも大変美味ですね。
そんな代替の調味料が存在しないにも関わらず、かなり必要になる「日本の醤油」は残念ながらオーストリアでは簡単に手に入りません。
オーストリアで売っている醤油
アジアン醤油
中国を始め、アジアの色々な国(+ハワイ)で作られている醤油っぽいものであれば、アジアンショップでなくともBILLAやSPAR等各スーパーのアジアンコーナーで手に入ります。
ただ、味は我々が知っている醤油とは少々結構違っており、濃さやとろみなど色々なバリエーションがあります。
もはや醤油というかソース?みたいなのもあるので、正直和食を作るのには使えないことが多いです。
照り焼きとか焼きそばっぽいテイストの料理であれば使えるかもしれませんが。
ちなみにオーストリアではこれらもひっくるめて「Sojasauce」と呼ばれています。
KIKKOMAN!
「キッコーマン?日本のじゃん!しかも安い!」と私も買ったことがありますが、気のせいか…若干味が違います。(なんとなく濃いような…)
キッコーマンは海外にも工場があるらしく、そこで製造されたものが売られているようです。
海外向けのテイストに調整しているんでしょうか。別に美味しくないとかじゃないんですけどね。
調べてみるとオーストリアのキッコーマン公式サイトもありました。
商品ラインナップを見てみるとすし酢や刺身醤油・たまり醤油にポン酢まであります。
こんなに色んな種類はスーパーでは見たことないですが、ポン酢とかオーストリア人的にはどうなんでしょうね。
HPにはレシピも色々載っていて、醤油ってこんなオサレな料理に使えるのか!と参考になります。(パン生地に混ぜるとか初めて知りました)
日本輸入醤油
ウィーンの日本屋(詳しくはこちら)や一部のアジアンショップで売られていますが、かなりお店は限られます。
海外サイズではあまり見ない1リットルサイズということもあり、他の醤油に比べて少々お高いですが慣れ親しんだ味を追い求めるなら買わざるを得ません。
なお、日本輸入のものはちゃんとラベルの裏面も日本語になっているので間違えることはないと思います。
もし安売り情報をゲットしたら、ケチらず2・3本買っておいても後悔はしないです。
私は小さい瓶1本だけ用意して、ニンニク1欠けと一緒に入れてニンニク醤油として使ったりもします。
(置きすぎるとニンニク臭が強烈になりますが) 😕
日本では醤油のメーカーやら味なんてほとんど一緒だろって思っていましたが、身近なものでも手に入りにくくなると気づくことがありますね。