毎年6月末から9月初めまで市庁舎前で開催されているウィーン夏の風物詩「Filmfestival」。(詳しくはこちら)
日替わりで色んなイベントやコンサート・ライブフィルムを観ることが出来、屋台もたくさんのジャンルがあるので楽しみな人も多いはず。
…だったのですが、今年は当然ながらコロナの影響により、なんとか開催自体はされたものの例年とは異なるスタイルでのオープンとなり、ちょっとシステムが変わったのでご紹介。
今年は事前予約が推奨に!
メインコンテンツである屋外シアターは密を避けるため仕切りが敷かれ、かなりスペースに余裕を持ったボックス席になりました。
座席は基本予約が必要で、直接行く場合は空いていれば座ることが出来ます。
また、座席が予約制になったのは屋台方面も同様で、こちらも席数は去年までに比べ激減しているためゲットするのが容易ではなくなりました。
予約はどうやってするの?
https://filmfestival-rathausplatz.at/reservierung/
こちらから予約できます。もちろん無料です。
シアター席の「Reservierung Kinobereich」と屋台席の「Reservierung Gastronomie」ですね。
プログラムカレンダーはこちらから。
https://filmfestival-rathausplatz.at/programm/
シアター席は位置的に見やすい前列側と、料理の注文も出来る後列側に分かれています。更に左右にも分かれているのですが「Romeo」「Julia」と名前がついているのがウィーンらしいですね…。
選択するのは週・日・席の左右・席の場所で、ボックス席は2人用か4人用に分かれており、必要な人数分だけポチポチする必要があります。
予約が完了するとメールでチケットが送られてくるので、あとはそれをそのまま現地でスマホ見せるなり印刷するなりお好きに、という流れです。
ただ、現時点ではかなり席選びは戦場と化しており、今週の予約は既に満杯に(毎週月曜日に2週間分解放)、翌週の分も場所は残り少ないみたいな状況です。
まだ出だしの時期だからかもしれませんが、絶対に観たいやつがある! 😎 なんて場合はお早めに。
また、予約席には遅くてもフィルムが始まる30分前までに行く必要があります。
遅れた場合、その30分で予約が無い人に空き席として配られてしまうため要注意。
屋台席の方も同じ様に予約していく感じ。(こっちはCarmen’s cornerという名前)
同じく人気な時間帯は即予約されていますがシアター席ほど焦る必要は無いみたいで、その日の予約でも取れる時間帯はあります。
ちなみにこっちの方は17時以降の予約席は最大1時間半となっているので注意。(おそらくそこまで長居することもあまりないでしょうが…)
また、コロナ対策のためか決済は今年からキャッシュレスになっています。
個人的にはやたら混み合う中、屋台で買った自分の料理皿を抱えながら周りの人にぶつからない様に恐るおそる進んでいって、適当な場所に腰を下ろしてフィルムを観るあの雑多な感じが好きだったのですが、コロナ影響が無くなった際にはまた戻って欲しいですね。
普通のお祭りなのに予約をするのはちょっとめんどくさそう…と思われるかもですが実際やってみると簡単なので、気になる方は是非トライしてみてください。
なお、今年はおそらくそこまで人が密集することは無いでしょうが、いつも通りスリ・置き引き等には気をつけて…。