2023年も夏がやってくる!ウィーン夏の祭りイベント7選
ウィーン在住の方はご存じの様にこの街では夏のイベントに力を入れており、ここ数年のコロナ渦でも3Gルール等を駆使してなんとか何かしらのイベントが開催される様保ってきていましたが、昨年からは従来通りのイベント開催が可能になっています。
今回は数多く行われる祭りイベントの内、特に鉄板と思われるナイトライフイベントを7つご紹介。
Film Festival
https://filmfestival-rathausplatz.at/
ウィーンの夏と言えばこれといっても過言ではないウィーン市庁舎「Rathaus」が例年開催している大型屋外上映祭り「Film Festival」。
第33回目となる今年の開催は7月1日から9月3日までになりました。
開催場所
Rathausplatz, A-1010 Wien
開催期間
2023年7月1日~9月3日
開催時間
午後8時30分頃~日により異なる
※屋台は11:00~24:00まで。
過去開催時には1日の内時間帯に分かれて色々上映や催しの開催がされていましたが、今年は1日1~2本だけの上映になりました。
開始時間も日によりますが夜21時前後となっており、ちょっぴり大人の時間よりのイベントに。
また、日によっては17時頃から子供向けの上映も予定されています。
とは言え開場自体は普段通りお昼前から開いているため、私の場合適当に飲み食いして元気があったら「見てく? 😉 」みたいな感じです。
何せ毎年色んな国の屋台チックなごはんが食べられるので、もし上映プログラムに興味が無くても毎年1度は顔を出しておきたいイベント。
プログラムカレンダーはこちらから。
https://filmfestival-rathausplatz.at/programm/
Donauinselfest
ワイワイキャッキャするならやっぱり人気なイベントがこれですね。
ドナウインゼルフェスト、ご存知の方も多いと思いますがウィーンで毎年開催されている世界最大の野外音楽祭です。
例年はたった3日間の開催で250万人が訪れるそうでウィーンの人口が200万弱という事を考えるととんでもない人気なのが分かります。
その存在を知らなくても地下鉄のU1とか乗ってるとなんか人多いしモヒカンいるし騒がしくね?って思った経験がある方もいるかと。
2019年はまだコロナのワクチンもなかった時期で、ウィーン市内をこのバスが巡りゲリラライブをしていくスタイルで行われました。(最後はドナウで限定公開のフィナーレ)
ここ数年はコロナ渦の関係で、夏の期間はバスライブ、ラストはドナウでファイナルという流れでしたが、第40回目となる今年は従来の形式に戻り23日~25日にステージ開催という予定に変わっています。
特にドナウインゼルで行われるファイナルは毎年すさまじい人気を誇っており、激込み会場ですが盛り上がり散らかしたい方にうってつけのイベントです。
開催場所
Donauinsel
開催期間
2023年6月23日~6月25日
開催時間
日により異なる
Kino am Dach
https://www.gogogo.at/kinoamdach
場所は皆さんご存じウィーンの中央図書館の屋上。
U6「Burggasse-Stadthalle」から直行なので住んでる場所によってはこっちの方が行きやすい場合もあると思います。
趣旨は市庁舎の「Film Festival」とほぼ一緒で屋外で飲み食いして映画等を鑑賞する場所で、屋上故にほんのちょっぴり風が気持ちいいです。気のせいかもしれませんが。
ただし人はそれなりに多いです。
なお、こちらは入場料は掛かり基本10ユーロ(学生や高齢者等は9ユーロ)で、以下のサイトで事前にチケットを入手しておく必要があります。
https://www.gogogo.at/filmprogramm
もしくは直接現地で購入する場合は映画開始の1時間前からになります。
プログラムカレンダーも上記リンクで確認できる通り、第20回目となる今年の開始時間は市庁舎と似たような時間帯です。
開催場所
Urban-Loritz-Platz 2A, A-1070 Wien
開催期間
2023年6月1日~9月10日
開催時間
6月~7月 21:00~(開場19:45~)
8月 20:30~(開場19:15~)
9月 20:00~(開場18:45~)
Ottakringer Bierfest
https://www.ottakringerbrauerei.at/de/bierfest-2023/
開催期間
2023年6月29日~9月1日の月~土
開催時間
16:00~24:00
例年開催されている大人気「オッタクリンガー」ブランドのビール祭りで、パリッパリのソーセージやつまみと共に色々な種類のビールや樽タンクから溢れ出る限定ビールが飲めたりする仕事帰りリーマンご用達のイベントです。
特に開催初日はビール樽の開封イベントもあるので、通な方は例年カレンダーにチェックが付いています。
生演奏やビールヨガ、醸造所ツアー等もあるので、そこまでビールの味に詳しくなくてもちょっとした時間なら簡単に潰せてしまうくらいには楽しめます。
Kultursommer Wien
開催期間
2023年6月30日~8月13日
開催時間
イベント毎に異なる
ウィーン市内中心部から周辺部まで、多数の以上で約2,000人のアーティストが出演する市の大型イベント。
名前の通り、かなりジャンルが多岐に渡り、ダンスやパフォーマンス、演劇、朗読、サーカス、ジャズ、フォーク、クラシックとかなんとか色々なジャンルのイベントを見たり参加することができます。
今年は6月29日・6月30日の午後7時30分から「プラーター(U1:Prater)」にてウィーン交響楽団がオープニングコンサートを行う予定です。
毎日別の場所でイベントが開催されるのでよほどの時間と体力がないと毎日追ってくのはかなりキツイですね。
プログラムはこちらで確認できます。
https://kultursommer.wien/veranstaltungen/
ごく一部のイベントを除き入場料は基本無料で予約も不要です。
ちなみに紙のパンフがかなりしっかりしてるので思い出用にもらっておいても良いかも。
dotdotdot
開催期間
2023年7月30日~8月29日
開催時間
プログラム毎に異なる(大体20:30か21:00くらいからスタート)
民俗博物館(Volkskundemuseum Wien – Laudongasse 15-19, A-1080 Wien)の庭で行われる、約100本の短編映画祭。
何というか短編映画を屋外で見れるっていうのが既にシュールなイベントです。
割と遅い時間にスタートですが、長いものでも数十分程度の短編なので寝落ちの心配はありません。
特殊なのが入場料で、基本無料としつつも払える人は払ってね☆ 😉 というスタイルで、過去にご紹介したレストラン「Deewan」に似たものを感じますね。(ちなみにチケットの推奨?金額は6~10ユーロ。現金のみ支払い可です)
https://dotdotdot.at/infos-tickets/
プログラムはこちらで確認できます。(開催時閲覧可?)
https://dotdotdot.at/programm/
Popfest
開催期間
2023年7月27日~7月30日
開催時間
イベント毎に異なる
※7月6日にプログラムを発表予定。
今年で第14回目のポップミュージックイベント。
他のイベントに比べジャンルが限定されてるのでちょっと立ち寄りがたい雰囲気がありますが、場所はカール教会前のKarlsgartenか、U3「Erdberg」駅側のアリーナ(Baumgasse 80, A-1030 Wien)と、比較的行きやすく入場料も無料なので物は試しで行ってみても良いかと。
人ごみでの盗難には注意
ここ数年でのコロナ渦乗り越え、どのイベントも昨年からはほぼ従来の人が集まる形式になりつつあり、人ごみができるのはほぼ避けられません。
コロナ渦には多少息を潜めていたであろうスリ等も起きやすくなっていますので、くれぐれもたんまりお札が入ったお財布が盗られることだけは無い様お気をつけてお過ごしください。