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実際給料いいの?働く場所としてのオーストリア
公開日:2019.4.17 更新日: 情報, 長期滞在 実際給料いいの?働く場所としてのオーストリア

「世界で住みやすい都市は?」のようなランキングではウィーンは常に首位に挙がってきており、一人当たりGDPについても毎年上位のオーストリア。
もちろんいろんな側面から検討したいことですが、働く先としてのオーストリアはなかなかの人気らしく、たまにぽろっと募集される日本人向け求人なんかは倍率がすごいらしいです。

給料はどうなの?

こんなサイトがあります。

https://www.gehaltskompass.at/

職業ごとの月収(Brutto / 総支給額)相場が一覧で載っています。

  • パン職人
    1.470~1.510ユーロ
  • 屋根職
    2.140~2.330ユーロ
  • 歯科医
    3.020~3.590ユーロ
  • 教師
    2.200~2.520ユーロ
  • 調理師
    1.550~1.580ユーロ
  • タクシー運転手
    1.470~1.510ユーロ
  • ウェブデザイナー
    2.090~2.390ユーロ
  • 薬剤師
    3.900ユーロ~
  • 銀行員
    1.730ユーロ~
  • バリスタ
    1.500ユーロ~

等々。一部青天井の職業については「k.A.(keine Ahnung)」となっていますね。

一応ボーナスは「Urlaubsgeld(休暇手当)」「Weihnachtsgeld(クリスマス手当)」という名で約1ヶ月分が年2回出るのが義務付けられているため、年収はこれを14倍すればよいわけです。

また、チップによる収入がある職業は他に比べて会社からの給料が若干低い模様。
真っ先に思いつくのがウェイターですが、(レストランやカフェによるものの)ウェイターが受け取ったチップは大抵ウェイターだけのものではなく、一旦お店でまとめて再分配する所が多いみたいです。
ウェイターだけがチップを受け取っていてはキッチンスタッフや他の役割の人に対して不公平だという理由からですね。
チップを受け取る職業は他にタクシー運転手や引っ越し業者などがあります。

で、大体どれくらいが「普通」なの?

給料の場合、統計上平均は上位の一部の人たちがブチ上げてしまうためあまり当てにはなりませんが、他の中央値等を加味すると「月収2,200ユーロ」が一つの基準のようです。(平均はもう少し高いです)
仮に1ユーロ125円で計算すると275,000円ですね。

しかし、この2,200ユーロというのは男性・女性の平均でもあることにも注目したいところ。
なぜかというと、男女で収入格差が大きいオーストリアでは女性の年収は男性より約38%低いという事を考慮しなければならないためです。

これは同じ仕事でも女性の方が給料が低いとかではなく、女性が男性よりパートタイムで働く割合が圧倒的に多い事、危険が多く肉体的に負担がある職種の給料が他より高い事等も関係しているようですね。(という事は既婚者の割合が高いのかとか、家族の時間を大切にする世帯が多いのかとか深追いすると色々絡んできそうなのでこの辺は諦め割愛しますが…)
なので先の基準だと男性の場合日本円で約34万円、女性の場合21万円となるので、確かに良い給料と言えそうです。

なお念のためですが、女性でもフルタイムで働く場合にはもっと高い金額が基準ですし、その逆も然り。
また、補足すると年間世帯収入(Haushaltseinkommen)の平均33,000ユーロです。(2016年)

でも日本円で比較しない方がいいかも…

今あえて計算しましたが日本円での換算は為替相場によって大きく変わるのであまり参考にはしない方が良いと思います。
というのもユーロで収入を得て日本円で支払いをするような生活でない限り、現地通貨の給料はそれ以上でもそれ以下でもないからです。

ニュアンスが難しいのですが、ユーロが円で125円だろうが1250円だろうが1ユーロのハンバーガーは1ユーロですし、家賃が500ユーロなら毎月口座から引かれる家賃は500ユーロのままです。

学生の場合日本から仕送りが必要になることも多いですし、結婚している男性が海外赴任でオーストリアで収入を得て日本の家族に送金するとかだと為替を考慮する必要はあるのですが、そうでなくユーロで収入を得てユーロで生活していく場合、円換算は「あぁ、日本円だとこれくらいかぁ」とふと思う時以外要らないかなと思います。 😐
あとはなんだかんだで海外在住者は国際線の航空券を買う機会が長くても数年ごととかにやってくるので(つまり一時帰国です)、その時に「あれ、今ユーロいくらだっけ?」と思い出すくらいですかね。

全然関係ないですがリーマンショック前、ユーロも鬼気迫る勢いで伸び続けていた時期があり、1ユーロ160円後半とかでハンパなかったこともあります。

手取り(Netto)はどうなの?

高給でなくとも総支給額のおよそ30%~40%程度がガッツリ天引きされます。ここは日本より痛いですね。
ただその分医療費がほぼ掛かからなかったりと目に見えて還元されている感もあるので、難しい所ではあります。
「Brutto Netto rechner」(総支給・手取り計算)のサイトもたくさんあるので気になる方はお試しください。

やっぱり都心部の方が給料が良いの?

もちろん多少偏りはありますが、その差自体は思ったほどではなく月収でウィーンを中心に±9%程度らしいです。

※ただ、オーストリアも田舎と都会で結構な差があり、本物の田舎の方もそんなに変わらないのかなという疑問はありますが…

今回はまず給料面の部分を書いていましたが、「オーストリアでの生活、やっていけるかな…?」と気になる方の参考になれば幸いです。

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