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これ乗りたい!
Manner公式サイト
予約はできないみたいですが乗車は無料です。
2018.11.29
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2018.11.15
来週寒そう。ウィーンも雪の準備しといたほうが良いかも。
2018.11.05
今大使館に対してのアンケートをやってるみたいですね。
https://www.enq.ezairyu.mofa.go.jp/m/8720994dd51cacfa9ea595d6a901cef
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新築が良いとは限らない!?オーストリアのAltbauとNeubau
2018.8.16 情報, 長期滞在 新築が良いとは限らない!?オーストリアのAltbauとNeubau

オーストリアでマンション・アパートを借りる・購入するにあたり、日本にはないオーストリア独特の迷いポイントが建築世代です。
日本では純粋に建築年数が新しい方が良いとされますが、こちらの場合は一概にそうは言えません。

AltbauとNeubau?

オーストリアの賃貸法「Mietrechtsgesetz(詳しくはこちら)」で決められているのが「1953年6月30日以前に建てられた賃貸物件」、もしくは「1945年5月8日以前に建てられた購入物件」というもので、要は第2次世界大戦を境に戦前のものを「Altbau」、戦後のものを「Neubau」と定めているようです。
こちらではお部屋選びの際にこのAltbauとNeubau、どちらのスタイルがいいか、先に決めておいた方が理想のお部屋を探しやすいです。

その2つは何が違うの?

「Altbau?そんな化石みたいなトコ誰が住むんだよw築年数ハンパないw」と思うかもしれませんが、現実は予想外なもので普通に賃貸・売買物件として多数出回っています。

オーストリアの検索サイト「willhaben」の不動産ページ

Altbauでの検索結果
https://www.willhaben.at/iad/immobilien/mietwohnungen/mietwohnung-angebote?keyword=Altbau

Neubauでの検索結果
https://www.willhaben.at/iad/immobilien/mietwohnungen/mietwohnung-angebote?keyword=Neubau

google画像検索結果も雰囲気の違いが分かりやすいです。

altbauの検索結果

neubauの検索結果

Altbauはまるでドラクエに出てきそうな、は言い過ぎですが内装努力次第ではロマン溢れるザ・ヨーロピアンなお部屋に住む事が可能なのです! 😎
私の友人は一時期パチパチ鳴ってるあの「薪ストーブ」の部屋を借りていた事があり、初めて遊びに行った時に「へ?薪?どこに売ってるの? 😯 」「隣の庭で割ってくるのさ。玄関にストックがあるんだ 😉 」と誇らしげに言っていました。
薪ストーブの前でゆらゆら揺れる椅子に座ってうたた寝するとか映画でしか見たことないですよね。

流石にそこまでレトロな設備の物件を見つけるのは簡単ではないですが、雰囲気はそんな感じのAltbau物件ならごろごろ転がっています。

日本で築年数60年~70年というと修繕計画がしっかりとしたマンションでない限り既に建て替えられているか、あるとしても古さゆえにあまり市場では見つけられないくらいのものですが、建築様式が違うのでしょうか、こちらのはとても頑丈な作りになっているようでひたすら現役の様です。

Altbauの特徴としては

  • レトロな雰囲気
  • ドア・窓がデカい
  • 天井が高い(3.5m以上)
  • 壁が厚い
  • 通気性が良く夏涼しい(=冬寒い)
  • エアコンやネット回線を引くのが大変な場合がある
  • 水回りが不便・古臭い場合がある
  • 同じ広さならNeubauより安い所が多い

という感じです。

逆にNeubauの特徴としては

  • 今風な雰囲気(日本の物件とほぼ変わりません)
  • 比較的壁が薄い
  • 気密性が高く冬温かい(=夏暑い)
  • エアコンやネット回線は既についてることも。
  • 水回りがきれい
  • 同じ広さならAltbauより値段が高い所が多い
  • 平均的にAltbauより狭い

くらいかと。

どっちがいいの?

Altbauではそのままだとスリッパすらキツイ床や、各階で共用トイレという所もありました。
またマンション・アパートという特性上配管や暖房に不具合が出た場合、その修復に長い期間かかることもあります。
そんな古さ故の欠点はありますが、Altbau全部がそうではなく大抵の場合ある程度現代的な生活に向けて改装はされている事がほとんどです。
シャワー・トイレがピッカピカのモダンだったり壁紙ツルツルで床はフローリングされている物件も探せばあります。(もちろんお高いですが)
特に天井の高さやレトロな雰囲気はAltbauでしか味わえず、ハイレベルな改装を施されたAltbauは新築のNeubauすら凌ぐ家賃・売値がつきます。

改装具合で良くも悪くもなり得るため、一概に築年数が古いから良くない!とは言い切れないのです。

Neubauではフローリング済が普通で、シャワーやトイレ・キッチン等とてもきれいです。
ネット回線も特に工事は必要なく契約だけすればよい、という状態のお部屋も多く、入居時に家具だけ買ってこればそのまま住めるし、冬も既存の暖房で事足りるので余計な設備費用が掛かることがないのがメリットです。
しかし元々の家賃が平均以上だったり、Altbauのようなヨーロッパ的な雰囲気は少ないという欠点もあります。

なので予めどちらにするか決めておいた方が理想のお部屋を探しやすいわけですね。

下見は必須!

しかしながら、Altbau・Neubauかどうかは実物を見ないと分かりません。
例えばNeubauの物件を探しているからと言って不動産会社に「Neubau!」と叫んでもあまり意味はないです。
というのも上記の賃貸法だと1954年に建てられた物件はNeubauです、ということになるので間取り図と内観写真だけで「お、このNeubauの部屋クールじゃん?」と判断してしまうと現物はおばけ屋敷という事もあり得るためです。

さらに言うと、その境の年でいきなり建築様式が変わって天井が低くなった訳ではなく、長い年月をかけて徐々に様式が変わり今のNeubauがあるので建てられた年数によってはAltbauとNeubauの中間のような物件も多数存在します。

なので日本から移住・引っ越し予定でこの建築世代に拘って物件を探している場合は現地で実物を見てから契約をすることを強くおすすめします。

不動産会社とのメールでのやり取り等で起こりがちなトラブルの一つなのですが、「現地到着後に契約します」と「現地到着後に下見をして決めます」だとニュアンス(というか契約義務の有無?)が違ってきますので注意が必要です。

初めてこちらに引っ越してくる時は色々な事が分からない場合が多く、やり取りもドイツ語か英語でしなければならないという状態だとお部屋の雰囲気だなんて細かい部分は二の次になりやすいですが、これから長く住むのであれば後から簡単には変えられない部分なので拘ってみてください。

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