「さぁ、ここが音楽の都ウィーンですよ!」のような旅先動画ではあまり紹介されませんが、ウィーンには中華系・韓国系のようなレストランもかなり多くあります。
例えば「Akakiko」なんかは大手のチェーン店で、GerngrossやLandstraße等で見たことある人は多いかと。
醤油せんべいやおかき・ラーメンに焼きそば等、醤油ベースの味付けがおいしいと思うのは別にアジア人だけではないようです。
食べ放題は好きですか?
無性に揚げ物が食べたい!腹いっぱいパリパリにかぶりつきたい!そんな方への私のおすすめは「Li-Li Restaurant」です。
ウィーンの地下鉄U6「Währinger Straße」駅のすぐそばでVolksoperの対角線上にあります。
すぐそばにやたらお洒落な韓国レストランもあるのですが、そっちじゃないです。
http://www.lilirestaurant.com/
メニューは基本中華系ですが日本食・タイ系も取り入れているような感じで、中華焼きそば・チャーハン・春巻き・餃子・麻婆豆腐・寿司・焼き鳥・トムヤムクン等色々あります。
頼んだことはないですが、さり気にシュニッツェルやザッハートルテがメニューにあるのも気になる所です。
が!ここのおすすめはなんと言ってもビュッフェ!
しかも平日限定とかではなく土日もやっています。(ランチビュッフェは日・月曜以外、夜ビュッフェは月曜以外)
値段もかなりお手頃で平日・土曜ランチビュッフェなら7,9ユーロです。(ちなみに日曜・祝日昼で9,5ユーロ、夜は10,9ユーロ)
ビュッフェなのに安くない!?
安すぎると逆に心配になるのが人間ですが、大体20種類以上はあり延々と焼きそばを食べるみたいな試練ではないので安心してください。(個別に頼めるメニューのすべてがビュッフェで食べられるわけではないようですが)
私のような全種類ちょっとずつつまむスタイルでもお腹いっぱいになります。
ただ、ビュッフェのおかずは揚げ肉やエビフライ(エビフリッターと言った方が近いかも)・チャーハン等、揚げ物・炒め物の割合が多めなのでそっち系が苦手な方はちょっと選べる種類が少ないかもしれません。(もちろんサラダとか果物もビュッフェにありますが)
他にはサーモン・マグロ寿司、かっぱ巻き、ライチ、マンゴープリン、バナナ揚げ、ふわふわのせんべい(揚げ物の下敷きによく使われているやつおばけ煎餅と言うんですね)とかもあって面白いです。
寿司が特に人気らしく割とすぐなくなるので、食べたい方は補充されたらいそいそと取りに行きましょう。
でも山盛り・てんこ盛りに取ってくるのは他のお客さんの迷惑になるので止めた方が良いです。
あとお店の人が良い人です。
連日行っていて気づいたのですが、微妙に日替わりで内容が違うようで「(今日は)ビュッフェに餃子って無いんですか? 😐 」と聞いたら「あるよあるよ!ちょっと待っててね! 😀 」と対応してもらえたのは嬉しかったですね。
ウェイターでもぶっきらぼうなレストランが多い中(それが普通なので気にはなりませんが)、笑顔で接客してくれるところはやはり行きやすいです。
あと関係ないですがオーストリアの中華レストランで出される餃子は日本の薄皮パリパリタイプではなく、もっちり皮の中華タイプです。(薄皮パリパリは日本独特なんですかね?)
安くて旨くていっぱい食べたい!しかも箸で!という方はぜひ行ってみてください。