今年も夏がやってくる!ウィーン夏の祭りイベント7選
ウィーン在住の方はご存じの様にこの街では夏のイベントに力を入れており、ここ数年のコロナ渦でも3Gルール等を駆使してなんとか何かしらのイベントが開催される様保ってきていましたが、今年は予防接種等で状況も変わりかなり以前通りのイベント開催が可能になる夏となりそうですね。
今回は数多く行われる祭りイベントの内、特に鉄板と思われるナイトライフイベントを7つご紹介。
Film Festival
https://filmfestival-rathausplatz.at/
ウィーンの夏と言えばこれといっても過言ではないウィーン市庁舎「Rathaus」が例年開催している大型屋外上映祭り「Film Festival」。
今年の開催は7月2日から9月4日までになりました。
開催場所
Rathausplatz, A-1010 Wien
開催期間
2022年7月2日~9月4日
開催時間
午後8時30分頃~日により異なる
過去開催時には1日の内時間帯に分かれて色々上映や催しの開催がされていましたが、去年から1日1本だけの上映になりました。
開始時間も日によりますが夜21時前後となっており、ちょっぴり大人の時間よりのイベントに。
もちろんこれはコロナの影響によるものなので、いずれは以前の様に日中からの開催になると嬉しいですね。
とは言え開場自体は普段通りなので、私の場合適当に飲み食いして元気があったら「見てく? 😉 」みたいな感じです。
何せ毎年色んな国の屋台チックなごはんが食べられるので、もし上映プログラムに興味が無くても毎年1度は顔を出しておきたいイベント。
プログラムカレンダーはこちらから。
https://filmfestival-rathausplatz.at/programm/
Donauinselfest
ワイワイキャッキャするならやっぱり人気なイベントがこれですね。
ドナウインゼルフェスト、ご存知の方も多いと思いますがウィーンで毎年開催されている世界最大の野外音楽祭です。
例年はたった3日間の開催で300万人が訪れるそうでウィーンの人口が200万弱という事を考えるととんでもない人気なのが分かります。
その存在を知らなくても地下鉄のU1とか乗ってるとなんか人多いしモヒカンいるし騒がしくね?って思った経験がある方もいるかと。
2019年はまだコロナのワクチンもなかった時期で、ウィーン市内をこのバスが巡りゲリラライブをしていくスタイルで行われました。(最後はドナウで限定公開のフィナーレ)
ここ数年はコロナ渦の関係で、夏の期間はバスライブ、ラストはドナウでファイナルという流れでしたが今年は6月23日までが市内各地でライブ、24日~26日にファイナルという予定に変わっています。
特にドナウインゼルで行われるファイナルは毎年すさまじい人気を誇っており、激込み会場ですが盛り上がり散らかしたい方にうってつけのイベントです。
開催場所
Donauinsel
開催期間
地区ツアー:2022年6月1日~6月23日
ファイナル:2022年6月24日~6月26日
開催時間
日により異なる
(追記)今年2022年の様子。
Kino am Dach
場所は皆さんご存じウィーンの中央図書館の屋上。
U6「Burggasse-Stadthalle」から直行なので住んでる場所によってはこっちの方が行きやすい場合もあると思います。
趣旨は市庁舎の「Film Festival」とほぼ一緒で屋外で飲み食いして映画等を鑑賞する場所で、屋上故にほんのちょっぴり風が気持ちいいです。気のせいかもしれませんが。(ただし人はそれなりに多いです)
なお、こちらは入場料は掛かり基本10ユーロ(学生や高齢者は9ユーロ)で、以下のサイトで事前にチケットを入手しておく必要があります。
https://tickets.kinoamdach.at/at/
もしくは直接現地で購入する場合は映画開始の1時間前からになります。
プログラムカレンダーも上記リンクで確認できる通り、今年の開始時間は市庁舎と似たような時間帯です。
開催場所
Urban-Loritz-Platz 2A, A-1070 Wien
開催期間
2022年6月1日~7月31日
開催時間
午後9時~
Ottakringer Bierfest
https://bierfest.ottakringerbrauerei.at/
開催期間
2022年6月30日~9月2日の月~土
開催時間
16:00~24:00
例年開催されている大人気「オッタクリンガー」ブランドのビール祭りで、パリッパリのソーセージやつまみと共に色々な種類のビールや樽タンクから溢れ出る限定ビールが飲めたりする仕事帰りリーマンご用達のイベントです。
特に開催初日はビール樽の開封イベントもあるので、通な方は例年カレンダーにチェックが付いています。
生演奏やビールヨガ、醸造所ツアー等もあるので、私の様にそこまでビールの味に詳しくなくてもちょっとした時間なら簡単に潰れてしまうくらいには楽しめます。
Kultursommer Wien
開催期間
2022年7月1日~8月14日
開催時間
イベント毎に異なる
ウィーン市内中心部から周辺部まで、多数の以上で約2,000人のアーティストが出演する市の大型イベント。
名前の通り、かなりジャンルが多岐に渡り、ダンスやパフォーマンス、演劇、朗読、サーカス、ジャズ、フォーク、クラシックとかなんとか色々なジャンルのイベントを見たり参加することができます。
今年の7月1日初日は午後7時から「プラーター(U1:Prater)」にてウィーン交響楽団がオープニングコンサートを行う予定です。
毎日別の場所でイベントが開催されるのでよほどの時間と体力がないと毎日追ってくのはかなりキツイですね。
プログラムはこちらで確認できます。
https://kultursommer.wien/veranstaltungen/
ごく一部のイベントを除き入場料は基本無料で予約も不要です。
ちなみに紙のパンフがかなりしっかりしてるので思い出用にもらっておいても良いかも。
dotdotdot
開催期間
2022年7月31日~8月31日
開催時間
プログラム毎に異なる(大体20:30か21:00くらいからスタート)
民俗博物館(Volkskundemuseum Wien – Laudongasse 15-19, A-1080 Wien)の庭で行われる、約100本の短編映画祭。
何というか短編映画を屋外で見れるっていうのが既にシュールなイベントです。
割と遅い時間にスタートですが、長いものでも数十分程度の短編なので寝落ちの心配はありません。
特殊なのが入場料で、基本無料としつつも払える人は払ってね☆ 😉 というスタイルで、過去にご紹介したレストラン「Deewan」に似たものを感じますね。(ちなみにチケットの推奨?金額は6~10ユーロ。現金のみ支払い可です)
https://dotdotdot.at/infos-tickets/
プログラムはこちらで確認できます。(開催時閲覧可?)
https://dotdotdot.at/programm/
Popfest
開催期間
2022年7月28日~7月31日
開催時間
イベント毎に異なる
※6月30日にKarlsplatzの「Club U」にてプログラムを発表予定。
今年で第13回目のポップミュージックイベント。
他のイベントに比べジャンルが限定されてるのでちょっと立ち寄りがたい雰囲気がありますが、場所はカール教会前のKarlsgartenか、U3「Erdberg」駅側のアリーナ(Baumgasse 80, A-1030 Wien)と、比較的行きやすく入場料も無料なので物は試しで行ってみても良いかと。
人ごみでの盗難には注意
ここ数年でのコロナ渦を踏まえ、どのイベントも今年もある程度は人ごみができない様配慮された開催にはなると思いますが、それでも人ごみができるのはほぼ避けられません。
私もコロナ渦以前日常的に頻発していたスリ等も今年は起きやすいと(勝手な)予想をしてますが、くれぐれもたんまりお札が入ったお財布が盗られることだけは無い様お気をつけてお過ごしください。