オーストリア生活で割と迷ってしまうのが服や靴のサイズ選び。
日本でも海外ブランドの服を買う際にはあることですが、せっかくショップでイイのを見つけても、サイズがやたらとデカそうなMサイズだったり、シューズが「40」という謎の単位だったりするわけです。
今回はそんなオーストリアで服や靴を買う際に知っておきたいことを紹介します。
単位の規格はたくさんある
ご存知の様に国や地域・ブランドによって服や靴のサイズ単位はいくつもあります。
調べてみるとイギリス・アメリカ・ヨーロッパ(イタリア・フランス等)・アジアでそれぞれ採寸の歴史があるためいくつもの表現の違いがあるみたいですね。
日本では基本「S・M・L~」か単位の「cm」でサイズを表していますが、オーストリアに限らず海外ではインチや単位無しの独自の数値も見かけます。
「S・M・L~」や「cm」ももちろんありますがお店によっては全く見かけないことも。
ちなみに
- 1 inch(インチ)= 2.54 cm
です。
どんな単位や数値があるのか、どれくらいの大きさなのかいくつか例として実際のお店のページがありました。
- H&M
https://www2.hm.com/de_at/customer-service/sizeguide/damen.html(女性用)
https://www2.hm.com/de_at/customer-service/sizeguide/herren.html(男性用)
https://www2.hm.com/de_at/customer-service/sizeguide/kinder.html(子供用) - BENETTON
https://at.benetton.com/size-guide/ - SALAMANDER
https://www.salamander.at/sizematters/
おおよそのサイズ感は上記のリンクで掴めると思いますが、ここで注意したいのが単位なしの数字タイプ。
この数字タイプは日本で言う「号」に近い感覚の存在で何cm~何cmの範囲を表しており、同じ数字でも「こっちの靴とあっちの靴サイズ違くね? 😯 」ということがあったりします。
もちろん普通は試着・試し履き出来るのであまり問題にはなりませんが、そうでない場合はちょっと注意が必要ですね。
使えるかもしれないドイツ語
Kann ich das anprobieren?
カン イッヒ ダス アンプロビアレン?
これ試着出来ますか?
Wo ist der Umkleideraum?
ウォー イスト デア ウムクライデラウム?
試着室はどこですか?
Haben Sie das größer/ kleiner?
ハーベン ズィー ダス グローサー?
(これの)大きいサイズありますか?
Haben Sie das kleiner?
ハーベン ズィー ダス クライナー?
(これの)小さいサイズありますか?
また、比較的ピッチリとしたデザインのものを試着してみると分かりますが、同じサイズでも骨格の違いがあるなぁ 🙄 、と感じる事もたまにあります。
こっちの服の方が大きめなので入ると思ったものが入らないという事はあまりないですが、逆にダボつくことも…
オーストリアで長く生活するとなると、やっぱり衣類や靴の現地調達は免れません。
ブランド品は日本より安かったり(少なくとも私の地元には無い)有名ブランドの専門店なんかも多いので、むしろなるべく買っておきたいという方も多いと思います。
サイズのことは予めちょっと知っていればそこまで戸惑う事ではないので、気になる方の参考になれば幸いです。