こちらでも紹介したように、基本的にはオーストリアで作るより日本で作ったクレジットカードを使う方がおすすめですが、それでも色んな理由でこっちで作りたい!という方もいるかと思いますので諸々紹介します。
まず年会費無料を探す!
日本では上級カードでない限り年会費無料、有料だとしても初年度無料などが普通だと思いますがオーストリアでは割と年会費は取られるもの、というのが一般的な雰囲気です。
年会費無料ももちろんそれなりにあるのですがその代わり~、という条件が付く場合も多く、口座作成が条件等のなるべくお金がかからないカードを探した方が良いです。
手っ取り早く探すなら金融機関が発行しているクレジットカードが安心で、各銀行のATMコーナーに行って大体置いてあるパンフレットをもらって来るかオンラインでお申込みするのがおすすめ。(オーストリアの銀行についてはこちら)
銀行系以外にもじっくり探すなら「Österreich Kreditkarte vergleich」とかで検索すると大量に引っかかります。
- https://www.kreditkarte-oesterreich.at/
- https://testsieger.at/kreditkarte/test/?result=kreditkarte&mitgiro=ja
- https://www.testsieger-kredit.at/kreditkarten-vergleich/
- https://www.expertencheck.at/kreditkarten/
- https://www.vknn.at/gratis-kreditkarte-in-osterreich-wo-gibt-es-kostenlose-kreditkarten/
どのカードが良い?
というのはなかなか難しく数か月も経てば変わってくるので一概には言えませんが、2019年現在だと「Advanzia Bank」が人気のようです。
年会費無料のMastercardで、しかもゴールドカードはなかなか見ないかもですね。
同じゴールドカードというくくりだと「American Express」もありますが、こちらは初年度のみ年会費無料で、それ以降は192ユーロかかります。その分空港ラウンジのアクセス権(詳しくはこちら)やAmazon.atのクーポンが付いたりするようですが。
https://www.amexkreditkarte.at/semgen/
年会費無料のカードは他にも
- DKB
https://produkt.dkb.de/ - N26
https://n26.com/en-eu/ - Hello bank
https://www.hellobank.at/c/girokonto/girokonto.aspx
等々あります。
他にはオーストリア航空のMastercardがありますね。
個人の場合GoldかPlatinumしかないですがマイル貯めるのにかなりブーストがかかります。(もちろん旅行保険付き)
https://www.dcbank.at/miles-more-mastercard/privatkunden/
ちなみに前回紹介したPAYBACKも本拠地ドイツではクレジットカードが作れるのですが、オーストリアの方では今の所無いみたいです。
なんかPrepaidとかあるんだけど?
どうもこちらでは「Kreditkarte」の定義が若干我々の認識と違うようで、日本で言うプリペイドや電子マネー・デビッドカードなんかも「Kreditkarte」の種類の一つとされるようです。
なので「Kreditkarte – Prepaid」みたいに紛らわしい表記も結構あるので注意が必要。
なんかKontoがどうのってあるんだけど?
カードと一緒に口座も開いてね 😉 っていう所も多いです。こちらもいくつか種類があり
- Girokonto
お金の引き出しや預金に使用する普通の口座。 - Sparkonto(Sparbuch)
お金の貯蓄に使用する口座。簡単に引き出しできない。
という違いがあります。(実際には定期なども含めると他にも種類はあります)
なのでクレジットカードと一緒に進められるのは大抵Girokontoです。
ブラックリスト…?
載った経験が無いのでらしい、としか言えませんが、オーストリアでもブラックリストは同じ5年間らしいです。
ただ返済を完了したら3年に、自己破産などの場合は7年で消える様。
オーストリアでカードを作るデメリット
こちらで作る場合もブランド(VISA・Mastercard等)はほぼ同じなのでオーストリアで作ったカードが日本で使えないという事もそう多くないと思うので通常の使用にはどこの国のクレジットカードだろうと関係はないです。
ただ、サポートが日本語ではないというのは知っておく必要があり、大抵お金に関わる重要なことをドイツ語で電話して聞いたりしなきゃいけないのが一つ大きなデメリットかと思います。(もちろんドイツ語に自信があれば問題ではないですが)
それでも高校卒業と同時にこっちにやってきて数年…そろそろクレカもほしいな、とか既に1枚持ってるけどこっちのもちょっと作っておくか 🙂 なんて場合の参考になれば幸いです。