ザルツブルグに行ったら一度は食べておきたいのが、ザルツブルガーノッケル(ン)です。
ほぼ卵で作る甘くシンプルなサワサワスフレみたいなものですが、「ザルツブルグの山々」という意味のパワー系なネーミング通りデザートの範疇を超えたボリュームが特徴。
このシンプルかつパワフルなスイーツはザルツ市内のレストランやカフェで食べることができます。
市内で有名なのは3箇所。
S’Nockerl im Elefant
Sigmund-Haffner-Gasse 4, A-5020 Salzburg
営業時間
月~日 11:30~23:30(料理 11:30~22:00)
焼きあがるまで最低25分待ちなので注意。(とメニューにある)
普通の料理と一緒に頼んで食後のデザートにって言う注文の仕方が前提というか推奨です。
STERNBRÄU
Griesgasse 23, A-5020 Salzburg
営業時間
月~日 9:00~24:00(料理 11:30~23:00)
小ぶりなおひとり様サイズ。ちなみにザッハトルテもあります。
Café Mozart
https://www.cafemozartsalzburg.at
Getreidegasse 22、A-5020 Salzburg
営業時間
月~土 8:00~21:00
日 9:00~21:00
こちらも20分ほど待ちなので注意。
他、ザルツ市内ではこれら以外でも結構メニューにあるお店は多いので食べ比べてみたい所ですね。
…量が多い! 😯
何人分かメニューに記載のない場合大抵一人分ではないので、店員さんに聞いた方が良いです。(通常は2~3人分)
サワサワなので見た目ほど重くはないですが、よっぽど甘いものが食べたい時でない限り美味しく食べきるためにコーヒーとか頼んどいたほうがベターかと。
それで、この大きさの理由は単純に一個一個焼いてたら店回んないから!みたいなことだと今まで思っていたのですが、実はちゃんとした理由があります。
なのでデートでこれを注文した際は「この3つの山はそれぞれMönchsberg・Kapuzinerberg・Gaisbergっていうザルツブルグの山を指すんだよ」とうんちくを語りつつ「じゃあ2人で山分けしよっか 😉 」なんてドヤ顔でうまい事言ってみたりすると良いかもしれません。
真ん中の山を上手く分けられなくてぺしゃんこにしてしまう姿が目に浮かびます。
※GaisbergじゃなくてNonnbergという説もあり。
家でも作れる?
(卵ってすごい…)
動画の通り、オーブンとハンドミキサーさえあれば挑戦しやすい部類のお菓子です。
作り方は人によってお店によって多少異なりますが、専門店ではメレンゲの角立ちが重要な要素の一つらしく、しっかり卵黄と卵白を分けることが大事だとか。
ウィーンでも食べられる?
ご当地限定かと思いきや、実はウィーン市内でもメニューに載せてるレストランはちょくちょくあります。
例えば、
Kardos
https://www.restaurantkardos.com/
Dominikanerbastei 8, A-1010 Wien
営業時間
火~土 17:30~22:30
ZUM WEISSEN RAUCHFANGKEHRER
http://www.weisser-rauchfangkehrer.at/jp/
Weihburggasse 4, A-1010 Wien
営業時間
月~日 12:00~24:00(ラストオーダー22:30)
Haltestelle 1er
Rotundenallee 15, A-1020 Wien
営業時間
月~日 9:00~(雨天時閉店)
等々。(ご当地グルメなのにいいのかな?って気はしますが…)
ザルツブルグへ旅行に行く方もウィーンに住んでいる方も、気になったらカロリーの事は忘れてインスタ映え確定なこのデザートを食べに行ってみてください。