【ゼロから分かる】オーストリアで犬を飼う手順や手続き
現在オーストリアでは約84万頭のわんちゃんがペットとして飼われています。
人気度としては約200万匹のねこちゃんの方が人気でわんちゃんは人気第2位のようです。
ウィーンでもその辺を3歩歩けば可愛らしいわんちゃんの散歩に出くわす勢いで「自分も飼ってみたいなぁ…」と思った方も多いのではないでしょうか?
特にこれから長くこちらで住む予定が決まっていれば「実際飼うのって難しいの…?」と気になるところ。
今回は、実際にオーストリアで犬を飼うまでに知っておきたいことを、ゼロから紹介します。
日本で犬を飼ったことがない方でも一つずつクリアしていけばそんなに難しいことではないので、気になる方は是非参考にしてみて下さい。
まず最初に知っておきたいこと
オーストリア、というより海外でペットを飼う場合全般に当てはまることですが、飼い主ご自身の帰国予定の有無がわんちゃんのその後にも大きく影響することを飼う前にちゃんと知っておく必要があります。
つまり、「留学中寂しいから犬を飼おう…!」とかで実際に飼った場合、自身が帰国する際にそのわんちゃんをどうするかを決断しなければならないということです。
もちろん「一緒に日本に連れて行く!」という方が多いかと思いますが、当然ながら飛行機に一緒に乗らなければなりません。
航空会社の制限にかからない犬種であれば良いですが、特に犬の場合、猫などに比べ体重・体格制限などにもに引っ掛かる可能性があるため注意が必要です。
機内持ち込み扱いではなく預け荷物扱いとなる場合でも、温度変化などによるストレス・体調不良の恐れも出てくるため事前の入念な準備が必要となります。
また、病気などの事情でそもそも乗せられないという事にあれば、最悪の場合わんちゃんとはそこでお別れを余儀なくされることにもなり得ます。
もちろん次の飼い主さんを見つけるなどのきちんとした対応が出来れば大丈夫なのかもですが、そういった責務があるということは事前に心に留めておかなければなりませんね。
一緒に飛行機に乗るには予防接種の有無も関わるため(後述)、帰国のためアパートを引き払って事前準備無しで空港に向かえばほぼ確実に困ることになるわけです。
上記の様なことから、犬を含めペットを飼う際には予め将来のことを見据える必要があることは、感じ取ってもらえるかと思います。
「それでも飼いたい…絶対面倒見れる…!」と覚悟が決まれば、わんちゃん探しのはじまりです。
犬はどこで買うのが安いの?
結論から言えば、「知り合いから~」という例外を除いて動物保護施設(Tierheim)からの譲渡が最も安い場合が多いです。
なお譲渡とは言え後述の通り各種手続きが必要になるため費用は掛かります。
一般的にはその次にブリーダー(Züchter)から、最も高くなりがちなのがペットショップからの購入と言われていますが、やはり犬種や年齢など犬ごとに価格条件は異なるため一概には言い切れません。
また、ブリーダーの中でも特に著名・人気の方から購入する場合はペットショップで買うよりも逆に高くなることも珍しくないそう。
費用感はざっくりですが動物保護施設からの譲渡だと50~300ユーロ、ブリーダーからの購入だと500~2000ユーロ、といった具合です。
オーストリア各州の動物保護施設は以下のサイトで確認できます。
認定ブリーダーは以下のサイトなどでの検索が便利です。
https://www.tieranzeigen.at/zuechter/index.php?tierbereich=Hunde&bundesland=alle&suchwort_ls=&s=1
もしお住いの近くにペットショップがある場合は、そこで希望の犬種の取り扱いが無くても他のお店に聞いてくれたりすることもあるため、とりあえず「こんな犬種を探している」と聞いてみることをおすすめします。
実際に飼うとなった場合、首輪・リードやおもちゃ、グルーミングブラシなど各種備品の購入も必要になるため、そういったものもついでに値段を見ておくと良いかもしれません。
これらも犬種・体格などによってピンキリですが、ゼロから揃える場合100~200ユーロくらいは最低かかる感じです。
犬を飼うのにかかる年間費用
これも青天井ではありますが、ドッグフード代を別としてもおおよその最低見積もりとして年間500ユーロは考えておいた方が良いかと思われます。(後述の保険や税金等含め)
そして特に価格差が顕著なのがドッグフード代。
人(犬)によっては毎月100ユーロくらい、という人もいれば250ユーロでも足りない、という人もいたりでこればかりは実際にわんちゃんの様子を見ながら決まっていく事になります。
参考までにスーパーBillaのドッグフードの価格帯はこんな感じです。
https://shop.billa.at/kategorie/hunde-14182
犬を飼い始めるまでに必要なこと
犬と飼い主情報の登録
まず、生後3か月以上の犬を飼う場合には、生後3か月に達してから14日以内に自治体に登録する必要があります。
登録はオンラインから可能です。
https://www.oesterreich.gv.at/formsearch/gemeindeauswahl/form/549
ウィーンにお住いの場合はこちらから。
https://www.wien.gv.at/amtshelfer/finanzielles/rechnungswesen/abgaben/hundeabgabe.html
登録に必要な情報
犬に関する情報
- チップ番号
- 犬種
- 性別
- 生年月日
- 購入日
- 前の所有者の詳細 (入手可能な場合)
- 専門知識の有無
チップ番号ってなに?
日本で犬や猫を飼ったことがある方はお馴染みかと思いますが、オーストリアでも飼われているすべての犬に登録番号が付与されたチップの装着が義務付けられています。
チップは注射で体内に埋め込まれる形となっており、飼い主の費用負担(1回あたり約84ユーロ)で動物病院や獣医さんが処置を行ってくれます。ちなみに痛みはほとんどない様ですが、場合によっては痛み止めが処方されます。
日本では知人から譲り受けた場合なども鑑みてなのかチップの装着は努力義務にとどまっていますが、オーストリアでは完全に義務化されているのが大きな違いです。
飼い主からすれば面倒な手続きで一見デメリットしかない様にも思えますが、例えば散歩中に迷子になった際に簡単に見つけられるようにといったメリットもあるのでサクッと済ませてしまいましょう。
https://www.oesterreich.gv.at/themen/reisen_und_freizeit/haustiere/1/Seite.741000.html
他人から譲り受けた場合など、自分が飼う犬が既に登録されているかどうかは以下のサイトで確認が可能です。
https://heimtierdatenbank.ehealth.gv.at/
専門知識ってなに?
現在オーストリアでは犬を購入する前に飼い主のための専門知識証明書(HundefÜhrschein / Sachkundenachweis)が必要となっています。(ただし直近2年間既に犬を飼っていた人は不要)
仰々しい名称にはなっていますが、要は犬を飼うにあたっての最低限の知識を身に付けるためのもの。
例えば食事や睡眠を十分にとれるよう世話をしなければいけない、体は清潔に保たなければならないといった、言ってしまえば当たり前のこと(プラスα)を明確に知っておく、くらいの内容です。
州によって異なりますが、例えばウィーンではコースの料金が40ユーロ、4時間程の講習を受けて証明書をもらう事ができます。
ちなみにコース修了から2年間有効なので、2年以降は上述の「過去2年間に犬を飼っていた人は不要」という除外対象となるため不要となる、つまり一度きりの講習です。
ウィーンでの講習場所はこちらで確認が可能です。
https://www.hunde-kunde.at/Sachkunde/Kursorte_AnbieterInnen.htm
飼い主に関する情報
- 名前
- 住所
- 生年月日
- 連絡先(電話番号とメールアドレス)
- 写真付き身分証明書を含むモバイルパス(利用可能な場合)
モバイルパスってなに?
自治体が提供している、個人情報の証明書です。日本で言うところのマイナンバーみたいなもの。
例えばウィーンの場合、所得によって交通機関や市営施設を割引で利用できるなどのメリットもあります。
https://www.wien.gv.at/amtshelfer/gesundheit/gesundheitsrecht/ausweise/mobilpass.html
ただしこのモバイルパスは誰でも取得できるわけではなく、年金受給者などの要件があるので持っていなくても大丈夫です。というより学生の方などは基本持つことは出来ません。
引っ越しや犬が亡くなった場合
住所が変わった・不幸にも犬が亡くなった・飼い主が変わったなどの場合にも、上記フォームより届け出が可能です。
犬税の支払い
州によって金額が異なる場合がありますが、ウィーンを含め多くの州では毎年72ユーロ(追加の犬ごとに105ユーロ)収める必要があります。
ただし、盲導犬を飼う場合などは割引、あるいは減免対象になる場合もあります。
賠償責任保険への加入
犬による人身傷害や物的損害を補償するための、賠償責任保険(Haftpflichtversicherung)に加入する必要があります。
わんちゃんが散歩中に知らない人にけがをさせてしまった場合などですね。
州によって異なりますが、例えばウィーンで犬を飼う場合は保険金額が最低725,000ユーロ以上の賠償責任保険が必要です。
オーストリアの9つの州のうち、ブルゲンラント・ケルンテン・フォアアールベルク以外ではこの保険への加入が義務となっています。
https://durchblicker.at/hundeversicherung
保険内容によって異なりますが、大体年間約50ユーロかかります。
健康保険への加入
人間と同じで病気やケガをした際に突然多額の治療費が掛からないようにするためのものです。
こちらも保険内容や犬種によってかなりピンキリですが、ベーシックなもので毎月約40ユーロかかります。
犬を飼い始めてから必要なこと
交通機関のチケット購入
オーストリアでは都市間を結ぶ交通機関、そして各市内での交通機関毎にチケットが必要ですが、犬同伴の場合はさらに専用のチケットを購入する必要があります。
ウィーン市内の交通機関を例にすると、大人一人分の半額チケットが該当します。(年間パスポートやVienna City Cardを持っている場合は無料で同伴可能)
どのチケットを買う必要があるかは交通機関毎に異なるので注意が必要です。
口輪やリードの着用について
口輪やリードの着用義務に関する規定は各自治体によって定められています。
公共交通機関等でも設けられている場合がほとんどですので、初めて犬を飼う際には注意が必要です。
多くは次の規制が一般的です。
- 住宅地の柵や門で囲まれた敷地や家の外では、犬に口輪を付けるか、リードでつなぐ必要があります。
- 草地にいる犬には口輪を付けるか、リードでつなぐ必要があります。
- 特定の場所(公共交通機関など)ではリードと口輪を付ける必要があります。
- 子供の遊び場へ犬を連れ出すことは禁止されています。
- 勤務中およびドッグゾーンにおける補助犬、狩猟犬および介助犬はリードと口輪の要件が免除されます。
州ごとの詳しいルールは以下のサイトでチェックできます。
https://www.oesterreich.gv.at/themen/bauen_und_wohnen/1.html
犬の排泄物について
これは日本でも話題になりやすいトピックかもしれませんね。
オーストリア各州でほぼ以下の通り条例が定まっています。
- 犬の排泄物は飼い主が除去する義務があります。(基本的には歩道、遊歩道、歩行者専用道路や住宅街、砂場、子供の遊び場などを犬による汚染しないこと)
なお、当然ながら排泄物の置き去りが発覚した場合重い罰金が科せられるのは想像に難くありません。
州や地域(と現場状況)によりますが、主な州都での罰金額は以下の通り。
- クラーゲンフルト:最大218ユーロ
- ザルツブルク:最大218ユーロ
- グラーツ:130ユーロ
- ザンクト・ペルテン:90ユーロ
- アイゼンシュタット:72ユーロ
- リンツ:70ユーロ
- ウィーン:50ユーロ
- インスブルック:40ユーロ
- ブレゲンツ:10ユーロ
特に上位2州は「放置は絶対許さん…」という気迫を感じますね。
なお、特にわんちゃんの数が多いウィーンをはじめ、いくつかの州あるいは公園施設等では無料の犬用エチケット袋を設置しているところもあります。
ウィーンでは約3,900ヵ所と公園の数よりもはるかに多くの犬用エチケット袋ディスペンサーが設置されているので、万が一手持ちの袋が無くても簡単に袋を使うことが出来るようになっています。
設置個所は下記のページで確認が可能です。
https://www.wien.gv.at/umwelt/ma48/sauberestadt/hundekotsackerl/index.html
ドッグゾーンってなに?
オーストリアでは犬専用エリア(Hundezonen)・ドッグランエリア(Hundeauslaufplätze)と呼ばれる場所があり、これらの場所では口輪やリードの着用なしで犬と遊ぶことが出来ます。
以下のサイトにも載っていますが、よく公園などの場所に行くと標識が刺さっている場所があり、いろいろな方がそこで犬と戯れているのを見たことがあるかと思います。
https://www.wien.gv.at/umwelt/parks/hundezonen.html
犬の予防接種
ワクチン接種は、意外にもオーストリアでは義務ではありません。
犬にワクチンを接種させるかどうか、どのワクチンを接種させるかは完全に飼い主の判断に委ねられています。
とは言え、狂犬病をはじめとした予防接種を「本当にしなくて良いの…?」という疑問は飼い主としては当然のもの。
実際の所、多くの飼い主はいくつかの基本的な予防接種は最低限受けさせているようで、主なワクチンの種類は以下のものです。
- ジステンパーワクチン接種
- パルボウイルスワクチン接種
- レプトスピラ症ワクチン接種
その他、場合によっては受けさせたほうが良い予防接種もあります。
- 犬伝染性肝炎
- パラインフルエンザ
- ライム病
- バベシア症
- リーシュマニア症
- 気管支敗血症菌
- 皮膚糸状菌症
- 犬ヘルペスウイルス
お住いの地域や犬種などによって受けさせるべきかどうかの判断も変わってきますので、詳しくは動物病院や獣医さんに相談した方が良いです。
接種内容によって異なりますが、予防接種で大体年間約120ユーロ以上、寄生虫予防(ダニ予防など)で年間約100ユーロかかります。
犬を飼うにあたっての細かなルール
日本と同じく、オーストリアにも犬を守るための動物愛護法や畜産条例などがあります。
もともと日本で犬を飼ったことがあるには当たり前のもの、というよりは普通に考えれば「そりゃそうだよね」というものがほとんどですが、一通り列挙してみました。
多少堅苦しい表現もありますが、オーストリアで初めて犬を飼う場合はざっと目を通してみて下さい。
https://www.oesterreich.gv.at/themen/reisen_und_freizeit/haustiere/1/1.html
基本的なルール
- 運動の必要性に応じて、少なくとも1日に1回は運動する十分な機会を与えなければなりません。
- 主に密室(アパートなど)で飼育されている犬には、1日に数回、屋外で排便と排尿の機会を与えなければなりません。
食事のルール
犬に餌を与えたり世話をしたりするときは、次の点を満たさなければなりません。
- 十分な量と質の水が、定位置に常に用意されていなければなりません。
- 犬には適切な食事を十分に与えなければなりません。
- 犬はその品種に応じて定期的に手入れをする必要があります。
- 犬の健康には気を配らなければなりません。
- 犬が監督なしで車内に留まる場合は、十分な新鮮な空気と適切な気温を確保する必要があります。
- 犬の生活エリアは清潔に保たれ、害虫が存在しないようにしなければなりません。犬の糞便は毎日取り除く必要があります。
寝床のルール
犬は、年齢・品種・健康状態の面で問題がない場合にのみ屋外で飼うことができます。
犬にはその地域の気候に適応する機会を与えなければなりません。
犬の寝床は次の点を満たさなければなりません。
- 十分な断熱材でできていること
- 天候に左右されないこと
- 犬に適した壁や床でできていること
- 乾燥した清潔な状態に保たれていること
- 犬が動き回ることができ、暖房がない場合でも、体温で暖かく保つことができること
犬を屋外で複数匹飼う場合、すべての犬が競合することなく同時に使用できるような大きさで利用できるようにする必要があります。
室内で飼う場合のルール
- 十分な自然光が入る必要があります。
- 十分に新鮮な空気の供給を確保する必要があります。
- 床面積は少なくとも15平方メートルでなければなりません。このエリアは制限なく使用できる必要があります。生後8週間までの子犬またはメスの犬1頭につき、さらに5平方メートルの床面積が必要です。犬を暖房のない部屋で飼うことができるのは、隙間風や寒さから十分に保護され、横たわる際に乾燥した場所が保証されている場合のみです。それ以外の場合は、法的要件を満たす場所を設置する必要があります。
室外で飼う場合のルール
犬小屋での飼育は、犬が運動の必要性に応じて少なくとも1日に1回犬小屋の外に移動する機会が与えられる場合にのみ許可されます。
犬小屋は次の要件を満たしている必要があります。
- 犬小屋の広さは少なくとも15平方メートル以上でなければなりません。このエリアは制限なく使用できる必要があります。この面積には犬小屋自体の設置に必要なスペースは含まれません。生後8週間までの子犬またはメスの犬1頭につき、さらに5平方メートルの床面積が必要です。
- 犬小屋の囲いは犬によって破壊されない強度が必要です。また、犬がケガをしない素材である必要があります。高さは最低1.8メートルで、地面に十分深く固定されている必要があります。
- 犬小屋は雨風を防げる必要があります。犬小屋のドアには、犬小屋の内側に回転ノブが装備されている必要があります。ドアは内側に開く必要があります。
- 犬が怪我をする危険があってはなりません。雨などの液体は排出できる必要があります。最低1ヵ所から外がはっきりと見える必要があります。犬小屋で数頭の犬を隣り合わせて飼う場合、お互いに怪我をさせないようにしてください。犬小屋の外には断熱材で作られた寝床が必要です。犬小屋は乾燥した清潔な状態に保たれ、害虫がいないようにしなければなりません。
- 犬小屋には十分な自然光が入っていなければなりません。犬小屋で飼われているすべての犬には、常に利用できる日陰の場所が必要です。
- 電流を流したり電気インパルスを発したりする電気バリアや装置は、直立した犬がジャンプするときに前足で届く高さまで設置してはなりません。
- 敷地内の犬小屋で数頭の犬を個別に飼育する場合、犬同士が視覚的に接触できるように犬小屋を配置する必要があります。例外として、相性の悪い犬同士の視覚的接触は避けなければなりません。
※ここで言う犬小屋というのは私たちが想像する犬が中で寝ている小さな家っぽい建物のことではなく、それを囲うエリア全体を指しています。
ふれあいのルール
- 少なくとも1日2回、人との社会的接触(ふれあい)を許可されなければなりません。
- 子犬が生後8週間を超えた場合のみ、母犬から引き離すことができます。これは、母犬や子犬を守るために獣医学的な理由で分離が必要な場合には適用されません。
犬のケア・トリミングなど
長く一緒に過ごしていると必ず必要になる獣医師やトリミングサロンなども予め知っておくと安心です。
オーストリアの獣医師検索
https://www.tieraerztekammer.at/oeffentlicher-bereich/kurz-menue/tierarzt-suche
オーストリア各州のドッグサロン一覧
https://hundewelt.at/magazin/hundesalons-oesterreich.html
オーストリア各州のドッグシッター一覧
https://hundewelt.at/magazin/Hunde-Betreuung/Hundesitter-Oesterreich.html
海外から日本へ犬を連れてくるための準備
帰国時などオーストリアから日本にわんちゃんを連れてくる場合は、事前に届け出が必要となります。
https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/qanda/dogcata.html
狂犬病の予防接種やマイクロチップの装着などの条件の他、「狂犬病の発生のない国 ・地域からの持ち込み」という条件もありますが、(2024年現在)オーストリアは禁止国にはなっていません。
https://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/rabies-free.html
オーストリアで事前に準備出来る事ばかりなので、帰国予定の際は必ず一読してみましょう。
日本人がオーストリアで犬を飼うのは楽ではない
わんちゃんと一緒に過ごすこと自体は、日本だろうがオーストリアだろうが違いはありません。
ですが、単純に昨今の物価高と円安の影響による費用感の違いは決して無視できない部分です。(体感的には1.5倍くらい)
またオーストリアも含め、欧州には制度上犬や猫に優しい国々も多いですが、受けられるサービスの質、ドッグフードの美味しさ(これは私達には分かりませんが…)や選べる種類などは、やはり日本が一歩抜きんでていると感じることも少なからずあります。
それでも「この子しかいない!」と運命の出会いをしてしまってはもう止められないのが私たちのサガ。
オーストリアでわんちゃんとそんな共同生活を始めざるを得ない方は是非参考にしてみて下さい。
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