日本が誇る文化の一つ「弁当」。
一時フランスで大ブームだった様ですがオーストリアでも「BENTO」の名はよく知られており、キャラ弁でなくともコンパクトにまとめられたおかずの箱庭ワールドは好きな方が多い様です。
欧州の他の国やアメリカも似たようなものかもしれませんが、こちらの弁当ポジションに当たるものはサンドイッチやシュニッツェルゼンメル、ホットドッグ等パンに何かを挟める+サラダくらいのものしかなく(あとケバプも 😛 )、箱+食べ物というのはこちらの人々の感覚からすると斬新なのかもしれません。
また、主食がパン・麺(パスタ)の他、米という選択肢が大きな割合を占めるからこその文化だと思います。
ちなみにアジア系レストランでも「Bento」という名のメニューが広まってきて久しいですが、「Bento」だけだといわゆる定食的な日本風Speise・Tellerの意味で使われることが比較的多く、「弁当箱」をはっきりと指すのは「Bento Box」です。(Sushi Bento-Box!みたいなノリノリなメニューもあったりはしますが…)
Bento Boxを買う人も多い!
そんなこんなでお弁当を作ってみたい!という人も多いらしく、アジアンショップをはじめクッキング雑貨のお店やネット販売でもお弁当箱をよく見かけるようになりました。
http://www.bythom.at/monbento/monbento-original
https://casabento.com/shop/de/
https://www.japanwelt.de/modernes/bento-boxen/
材質やデザインも凝ったものがたくさんあり、大人でも持っていけるものが多いです。
日本からのお土産に喜ばれる!
こちらのお弁当箱はかっこいいのも多いですが日本に比べて比較的お値段が高く、また形のバリエーションは日本の方がいろいろあります。(お箸を入れるタイプや蓋がシリコン製等)
あと割とこちらのはランチプレートの様におかずを入れる場所が分けられたタイプが多く、日本の様にご飯を入れる部分はあまり重視されていなかったりします。
そのため、日本からのお土産として持っていくと、大変喜ばれることが多いです。(もちろん全く興味がない方もいるかと思いますが)
なお、サイズは日本の女性用だとほんとに小さい!と思われるので男性用のサイズが良いかと。
日本にあるおかず分け(あのギザギザのアルミカップとか)もあまり売っていないので消耗品ではありますがセットで渡すともっと嬉しいかと思います。
売っていない関連で言うとお弁当袋やキャラ弁を作る際の小道具なんかもセットにすると◎です。
あまり面識のない方へのお土産であればいきなり弁当箱渡すのもちょっと気が引けますが、ある程度親しい方や子供がいる方、料理が好きそうな方であればまず貰って嬉しいものなのでお土産に迷った場合は選択肢に入れてみてください。