【2023年～2024年】オーストリアのSilvesterpfad【大晦日】

約1ヶ月に渡るクリスマスシーズンを終えると、オーストリアでは年末年始に向けてイベントの準備が始まります。

ひとことで言えば大晦日に年越しを迎え祝うカウントダウンイベントなのですが、流石観光の国オーストリア、かなり大きな規模で行なわれます。
日本ではみかん食べながら紅白見て、夜食に蕎麦を食べたところでちょっと初詣に…なんて感じが一般的かと思われますが、こちらは老若男女けっこうアクティブです。

今回はそんな各州の大晦日「Silvesterpfad」の概要についてご紹介します。

12月31日（14：00頃）～1月1日の間市内各観光地でイベントが行われています。

他都市との違いは何といっても花火の規模。
まさにオーストリアの首都だけあって、一カ所からだけではなく街の広範囲が花火で包まれる光景はウィーンならではです。

開催場所
（）内は各地でのコンサートや野外イベントの開催時間です。

多くはDJや歌手の方が会場を盛り上げており、詳細なプログラムは以下のページで確認できます。

場所によって多少差はあるものの、例年大体12月31日14時～1月1日2時頃まで盛り上がっています。（私は0時の花火みたら満足してしまいますが…）

特に中心部Stephansplatz・Grabenあたりの人混みは毎年異常なまでの熱気に包まれており、カウントダウンの様子をインスタに上げるべくベストポジションを狙う人たちがわんさか現れます。

規模は異なりますが各会場では12月31日の昼頃から（プラーターでは午前11時から）ウィンターマーケットも開催されており、ちょっとしたホットスナックで腹ごしらえすることも可能です。

ちなみにプラーターでは2024年1月1日に屋外LEDウォールも設置され、伝統なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートが午前11時からライブ中継されます。
元旦はどこのお店も休みで外に出てもあまり見る所も無いので行ってみるのも良いかもしれません。

通常とは異なるダイヤになっていますのでご注意ください。

2024年1月1日2:00までは地下鉄「U1」「U2」「U3」「U4」は5分おき、地下鉄「U6」は7分半おきに運行します。
2024年1月1日深夜の時間帯はトラム17路線・バス9路線が終夜運行しており、深夜バス路線「N17」「N24」「N61」「N90」「N91」も運行しています。
2023年12月31日22:00～2024年1月1日2:00までの時間帯においては、「1」「2」「D」などのリンク周辺のトラムは安全上の理由から休止となります。（混雑状況によって変動）
2023年12月31日22:00～2024年1月1日2:00までの時間帯においては、地下鉄「U1」「U3」は地下鉄駅「Stephansplatz」に停車しません。（混雑状況によって変動）

その他の情報は以下ページでも確認できます。