こちらに住むとなったら、滞在許可だとか住む場所とかより気になることだと思います。日本人ですから。
こちらのスーパーのお米は日本と違い、1kgの箱入りか袋でパッケージされているものがほとんどです。ちょっとお高いものだと箱の中にさらにいくつかに小分けされているものもあります。
お値段は割と幅広く、1kg0.6€~5€、6€くらいまであります。
とはいっても高価格のものはジャスミンだとかBio(有機食品)とかのもので、私のような庶民が買うものは大体1€以内、高くても2€以内のものです。
色々な種類がありますが、日本の「コシヒカリ」「ゆめぴりか」のようなブランド名で選ぶというより、お米の形や質で選ぶようなパッケージが多いです。
Langkornreis
細長いお米で、粘り気の無いパラパライスです。「Lang」とは英語の「Long」と同じ「長い」という意味です。
日本米とはかなり異なりますが、チャーハン系料理に最適ですし肉料理の下敷きにするといい感じ。
Mittelkornreis
Langkornreisよりは短めなフォルムの、多少粘り気のあるパラパライスです。
「Mittel」は英語の「Middle」で「中間」という意味です。
Rundkornreis
おそらく一番日本米に近い粘り気のあるお米。「Rund」は「丸い」という意味です。
普通にご飯を食べたかったらこれが一番いいと思います。
Parboiledreis
Langkornreisに近いのですが、若干色がついていてコーティングされているような感じです。
炊くとパラパラというよりぽろぽろ、ほくほくといった感じが近いんですが、好みが分かれるかも。(個人的には炊き込みご飯系にするのが好きでした)
Basmatireis・Jasminreis
どちらもパラパライス寄りですが、一番の特色は香りがついていること。
アロマティックな香りですが食欲をそそるもので、ハーブを加えている肉料理・魚料理なんかにすごく合うと思います。
Risottoreis
その名の通り、イタリア生まれのリゾットに使うお米らしいです。(試してない 😐 )
Sushireis・Mochireis
寿司用米・餅米ということですがこれも試してないです…
Milchreis
「Milch」はミルクです。
この国ではこの凄まじいインパクトの組み合わせも普通に馴染んでいて、スーパーのデザートコーナーにはヨーグルト、プリン達と仲良くこれが並んでいます。
実際食べて見ましたが、先入観がなければ普通に「まぁ、アリじゃん? 🙄 」と思える味でした。
日本のお米の種類は300種類以上らしいですが、オーストリアではとりあえず上のものを知っておけば大丈夫です。(実際には他にもあります)
Rundkornreisを除き、ほぼほぼパラパライス寄りな国ですがパラパラでも炊き立てはまた違った美味しさなので試してみてください。
でももし「本物の日本米が恋しい! 😥 」という方は日本屋や各地にあるアジアショップで買えますのでそちらに行ってみましょう。