小麦スイーツに定評のあるここオーストリアでは、もちろん主食であるパンも並々ならぬこだわりと美味しさを備えています。(オーストリアの小麦粉についてはこちら)
もちろんパンに関してはお隣ドイツやフランス、トルコ等ヨーロッパの国々はどこも強豪ばかりかと思いますがその中であってもオーストリアのパンは美味しいと言ってよいレベルかと思います。
そんなオーストリアではご存知の様に国内にいくつかの大手パン屋がひしめいていて、日本で言う所のコンビニ戦争の様に人気や店舗数を競っていますが、今年2019年11月11日に国内のパン屋でいったいどこが一番人気なのか、約20,000票が投票され結果が出ちゃったみたいなので紹介。
https://www.falstaff.at/nd/die-beliebtesten-baecker-oesterreichs-2019/
そっちか~ 😯 、って感じですね。得票率は37.01%。2位は「Ströck」で23.85%、大きく開きますが3位は最近グイグイ来ている「Joseph Brot」で8.83%です。(以前ベーグルの記事でも紹介しました)
意外だったのはあの「Ankerbrot」が10位にすら入っていないこと。あれだけよく見かけるのになんで!?って思います。
得票率は38.03%。2位の「Rößlhuber」31.09%とで得票率の7割を占めていてすごい人気です。
グラーツの州ですね。得票率48.7%。ほぼ半分。さらに2位「Sorger」23.72%と3位「Martin Auer」11.27%でほとんどの票を占めています。
他、各地域を見ていくと、大体どこも2、3社くらいが大人気であとは僅か…という雰囲気なのが分かります。
唯一チロル地方だけは割と票がばらけている模様。
各地大手と中小規模のパン屋では展開している店舗数が違うため、そもそもの認知度や個人の生活圏内にあるかどうかという点で差がついてしまうのは仕方ないかもとは個人的に思います。
私は全くグルメな舌を持っていないため、ぶっちゃけ正直な意見を書くと「どこもウマい! 😆 」です。
もちろんゼンメル食べ比べたりすれば「おっ、こっちの方が風味が独特だな!」とかは分かりますが、マズいウマいとは全然分かりません。
ウィーンでは今回ランク外のAnkerbrotと1位だったDer Mannのパンを並べられてもさっぱり分かる気がしないです。
ちなみにこっちのパンもたくさん種類はあるのになぜ日本メロンパンやカレーパンみたいな菓子パン方面の商品があまり出ないのか、結構不思議ですよね。
オーストリアのパン屋を食べ比べてみたい方は、上記のサイトで各地の人気パン屋が簡単に分かりますので参考になれば幸いです。