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護身用に持つべき?オーストリアでの催涙スプレー
公開日:2019.10.17 更新日: 情報, 長期滞在 護身用に持つべき?オーストリアでの催涙スプレー

オーストリアに住んでいて、たまに街角で見かける銃がディスプレイされているお店ありますよね?
あれ普通にモデルガン・エアガンのお店だと思っているのは自分だけではないはず。 😕

実は本物の武器屋さんだとはつい最近まで全く知りませんでした。

というか個人的には銃なんて映画かゲームでしか見ないという先入観がありましたし、売ってるとしてもきっとなんか厳重なセキュリティの建物なんだろうな~ 🙄 、ぐらいにしか思ってなかったです。
しかし物珍しさで入る場所でもないと思うので私はほとんど中に入ったことがありません。
主な使用用途は護身やスポーツらしいです。

なお、当然ながら銃器の購入・保持は簡単にできるものではなく申請や許可が必要です。
参考までにオーストリア国内で登録されている銃の数は100万を超えるそう。(オーストリアの人口は880万前後)
とは言え9人に一人が銃を持っているわけではなく、ほとんどの人は銃とは無縁の生活をしていると思います。

今回はそんな武器屋さんの中で護身目的としてよく知られる「催涙スプレー」について紹介します。

そもそも護身が必要なほど危ないのか?

催涙スプレーの向き先は主に2つあって1つは対動物、もう1つは対人間です。

動物は野生の犬が襲い掛かってきたら、というような場合ですね。
そしてここで言う危ないかどうかというのは対人間でつまり治安が良いかどうかですが、正直個人的には実際に暮らして、もしくはニュースを見ていて(男女で意見に差があるとは思いますが)必要そうだと思うことはほぼほぼ無いです。
一応オーストリアはヨーロッパ内でも治安の良い国として知られていますし。
自分の場合ウィーンですが国内で一番犯罪件数が多いのもウィーンなので、他の都市に関してもきっと同じような感想なのかなとは思います。(地方だと人が少ない場所が多い、というのもあるかもしれません)

ただ、だからと言って絶対安心だなんてことももちろん(どこの国であれ)言えないので、知識としてこういうのがあるというのは知っておいて損はないです。

※あと移民で問題になった2016年頃はスプレーの売り上げが大きくなったというニュースも見ました。

今の主流はトウガラシ!

催涙スプレーにも発射されるガスの種類によって色々あるらしいのですが、今は「トウガラシスプレー(Pfefferspray)」なるものが主流の様です。
これは他の物に比べ非常に強力なのにも関わらず、1~2時間で後遺症も残らず回復するといういわゆる「ダメージは与えないけど行動不能にする」点が優れているそう。

どれくらい強力かというと、かけられた方は直接目に入らなくてももはや立ち上がる事すら困難になる激痛とのこと。
実際体験したことは無いので言葉にするのは難しいですが、「pfefferspray test」とかで検索すると大体凄さを知ることができます。

後遺症云々がなぜ優れていることに繋がるかというと、間違って自分に向けてしまった場合や誤射の場合を想定してという事ですね。
そしてダメージを与えないことは、法律上の武器としてのカテゴライズにも関わってきます。

催涙スプレーは合法?

オーストリアでは武器法(Waffengesetz)上催涙スプレーも武器として扱われ、18歳未満の所持は禁止されています。
使用に関してもいつでも使って良いわけではなく、自身やその財産に危機が迫っている・他者を守らなければならないといった自衛の状況に限られます。
それ以外の状況や自己防衛の域を超えている使用は逆に処罰の対象になるという事の様です。

https://www.oesterreich.gv.at/themen/dokumente_und_recht/waffenrecht/Seite.2450220.html

このあたりお隣のドイツと若干状況が異なる様で、あちらでは動物忌避剤(Tierabwehrspray)マークが入っているものが武器法の対象ではなく動物防御スプレーとして利用可能なんだとか。
いずれにしても自己防衛の状況でしか使用できないのは同じですが、まぁそりゃそうだよねって感じですね。 😐

いくらくらいするの?

想像しているよりはるかに安価で、1桁ユーロ台のものから高くて2、30ユーロ台のものが多い様です。

ぶきはそうびしないといみがないぜ!

ドラクエで武器屋のおじさんが言っていることはとても大事なことで、いくら護身用スプレーを持ち歩いていたところで、すぐにバッグから出せない・一度も使ったことが無くて使い方が分からない、ではだめということですね。
ちなみにこのスプレー、しっかりと固定して発射しなければならないので我々が想像している持ち方で人差し指で発射するのではなく、親指で発射すべきものの様です。


ドイツの方の動画ですが参考に。イメージがつかめると思います。

飛距離はあるけど過信は禁物!

スプレーなので数メートルくらいの距離まで飛びますが、例えばすれ違いざまに、あるいは後ろからみたいに至近距離では到底発射に間に合わないのは想像に難くありません。
なので大声で叫んで助けを呼ぶ・距離を取るといった基本的な「逃げること」もいざという時のために知っておいて損はないと思います。

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